職業人講話を開催しました♪
車が故障して道路で立ち往生し、厄払いの大切さを実感する今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
去る7月23日、畳職人マイスターによる職業人講話を開催しました♪
今回のマイスターは畳製作/畳製作作業の1級技能士であり、会津美里町・坂内畳店の3代目でもある坂内章宏さんと、おかみさんのカツ子さんです!
まずは坂内畳店でのお仕事や畳そのものについての講義です。
身近な存在である畳ですが、実は知らないことだらけの畳の世界。
ハイテク化の波は職人の世界にも押し寄せ、なんと今や畳は機械でも作れるのだとか!
畳の材料となる【い草】についてや(お二人の胸元には国産い草の一大産地である熊本の大スター・くまもんが!)、【畳表】【畳縁】【畳床】からなる畳の構造などなど、とても興味深い内容でしたよ。
一通り学んだ後は、マイスターによる実演!
今や貴重な手縫いの技術です。
ただ縫えばいいんでしょ?とあなどることなかれ!この分厚~い畳をより正確に丁寧に素早く仕上げていくには熟練の技と勘が必要なのです。
こちらは手縫いに使う畳針。
職人さんによって好みの長さの畳針を使うそうで、マイスターの針は短めなんだそうですよ。
この針で一針一針、ぐいぐいっと縫っていきます。
匠の技を堪能した後は、お二人の指導のもとミニ畳を作ります♪
伝統的なものから今風の可愛いものまで様々な畳縁から好きな柄を選んで作業開始!
今回は針は使用せず、タッカーと呼ばれる大きいホッチキスのようなものを使って作成していきます。
このタッカー、握力が弱いSさんとスタッフSは一押しするだけで腕がプルプル苦戦していましたが、Bさんは余裕でカチカチ押していました。ぐぬぬ・・・。
なんだか写真だけ見ていると、一丁前の職人の作業風景みたいですネ。
最後に作品を持ってパチリ(スタッフがド真ん中を陣取ってすみません)。
縁を今風のデザインにするだけでとってもモダンな仕上がりに!
い草のいい香りに癒される、可愛いミニ畳が完成しました☆
Oさん!Oさんの分はマイスターに作ってもらいましたよ!
今回は残念でしたが、また次回参加してくださいね(^^)/
職業人講話は毎月2回!
参加申し込みorお問い合わせはお気軽に会津サポステまでどうぞ☆