職業人講話を行いました♪
もずくを頼まれたのにめかぶを買って帰ってしまった今日この頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
5/21(月)、ものづくりマイスターを招いて職業人講話を行いました♪
今回来てくださったのは、会津若松市で活躍する建具(たてぐ)職人の佐藤さん。
勝手な先入観で「マイスター」はある程度年齢が上の方を想像していたのですが、そこはさすがものづくりの世界。
年齢より、技術がものをいう世界なのですね。
まずは「建具」と「家具」の違いや、長野で修業されていた当時のお話を伺いました(^^)
続いてマイスターによる匠の技を拝見します。
デモンストレーションは職人技のカンナがけ!
カンナを使うのは決して大工さんだけではないのですよ………( ̄ー ̄)ニヤ
さすがマイスター、均等な厚さの削りかすです。木のいい香りがふわ~っと漂います。
(ベイヒバ、という木だそうです)
マイスターに教えていただきながら、全員でカンナがけにチャレンジしました。
あんなに簡単そうにやっていたのに、これがまた難しい!
削りかすが細かったり、へにょっとしたり、途中でちぎれたり・・・
改めてマイスターの技の凄さを思い知ったところで、建具職人の技を生かした組子(くみこ)のコースター作りスタートヽ(・ω・)ノ !!
組子というのは、材料となる木片に溝・穴・ホゾを施して組み込んでいく技術です。
まずは専用のカンナで木の板から数種類の材料を切り出して
組み方の順番とコツを教えてもらいます。
機械でサイズ調整した大量生産ではなく、人の手で板から切り出した木片がピタッピタッと寸分の狂いもなく組み合わさって模様となっていく様は感動すら覚える爽快感。+゚(゚´Д`゚)゚+。
全て組んで表面を軽くヤスリでごしごしこすったら、、、
釘もボンドも使わずに、こんな素敵なコースターが出来上がりました☆
ちなみに今回は組み込みだけをやらせていただいたので簡単!楽しい!と作業できましたが、建具職人となってお客様の注文の組子を任せてもらえるようになるには、道具の手入れから学び始めて年単位の修業が必要だそうですよ。
腕一本の技術で生きていくということは、生半可な気持ちではできないことですね。
さて、好評をいただいている、ものづくりマイスターによる「職業人講話」!
来月は一旦お休みで、次回は7月となります(通常の職業人講話は実施します)。
今まで知らなかった世界を見て聞いて実際に体験することで、ただ「楽しかった~♪」だけではなく、自分はどんな働き方をしたいのか・何をしたいのか・何が向いているのかetc.自分の職業観について考えるきっかけを沢山得られるのが「職業人講話」です。どんどん参加してみてくださいね(^_^)
次回の職業人講話は6月18日(月)10:00~です。
ご予約・お問い合わせお待ちしております♪